パパ BOOK 「どうしたら、この本の

             売り上げ上がると思う?」

こんな質問をクラスの友達にされた。


友達はとある出版社に勤めていて 

現在は本を売るための販促チラシや

ポップのデザインの仕事をしています。


そこで、まず本を見せてもらって一言


「すごくセンスの良い本じゃん。

       だけど書店においた時に

人を引き付ける力が無いと思う。」


本の名前は「パパBOOK」

これはすごく良い。 

頭にスッと入って覚えやすい!


個人的にもったいないと思ったのは

本の帯に書いてある 「父親ってすばらしい。」 

というコピー



このコピーは

本の中身を最後まで読んだ人が

感じる事を表現してしまってる…

俺も全部読み終わった後にそう感じた。


人を引き付けるコピーじゃなくて

読者の感情と著者・編者のメッセージになってる気がする。


そこでいくつか考えてみた。


「あぁ、すばらしきパパライフ」


「初めて お互いを「パパ」「ママ」と呼んだ日」


「僕、大きくなりたいの。」



「あぁ、すばらしきパパライフ」

これは「父親ってすばらしい。」を表現しつつ

パパBOOKという名前になじむように考えた。


「初めて お互いを「パパ」「ママ」と呼んだ日」

父親になる瞬間って、妻の「夫」から子供の「パパ」

に変わるって事かなと思って。

お互いを初めて「パパ」「ママ」って呼んだ時の

特別な感情を描いてほしいと考えた。


「僕、大きくなりたいの。」

個人的に一番好きです。

本の中で実際に子供が言ってる言葉です。

子供の夢には色んなものがあるけど 「大きくなりたい」 この夢は

子供が「大きくなったら…になりたい」 と言うように

「大きくなる」という根本的な部分を

ストレートに表現し、しかもシンプルで

何より、帯の子供の写真とベストマッチ!


まぁ授業中にこんな事を考えてた日でした。