basuke

弟のバスケの

引退試合を見に行った。


中高一貫校で6年間、同じ仲間と

ともに練習していた。


千葉の学校だったため

周りは強豪ばかり。


そんな中、決して

強い学校ではないが

強豪に対しても

決してひるむことなく

諦めず戦っていた。


そして負けた。


6年間、弟を見ていて本当に尊敬している。

通学に往復3時間以上かかる。

朝練に参加するため5時代に家を出ていた。

練習の量・内容ともに尋常ではない。

帰ってくるのは10時を過ぎていた。

それから勉強を始める。

寝るのは俺と同じくらい。


歳が4つ離れているが、弟の方が人の気持ちをくめるし

自分の考えをしっかり持っている。

弱かった体も6年で別人のように体力がついた。


俺は中高の6年間は全てを犠牲にして

水球だけしていた。

結果、自分の夢はかなった。

だけど、色んな大切なものを失いすぎたと思う。


弟を見ていて本当に思う。

もっと人として魅力的でありたい

もっと人の感情をくめる人間になりたい


「お疲れ様!心から尊敬してるよ。」


本人には恥ずくて言えんが (笑)